さぬき広島の
島時間スポット

城のような石垣の上に建つ
江戸時代の旧家

さぬき広島が良質な石の産地であることを示すものの一つが、江戸時代に廻船問屋として栄えた尾上邸(おのえてい)の石垣です。最大で高さ4.5mにもなるこの石垣には島の特産品である青木石が使われていて、2019年度日本遺産「せとうち備讃諸島・石の島」の構成文化財に認定されました。現在は母屋や茶屋を改修して宿泊や交流イベントができるようになっていて、管理者に事前に連絡をすれば建物内を見学することも可能。高い造船技術を生かして宮大工や家大工として活躍した「塩飽大工」の技術が随所に発揮された建物はもちろん、豪華な調度品や生活道具、昔の帳面といった貴重な資料などからも、当時の暮らしぶりをうかがうことができます。問い合わせ先や料金は尾上邸のウェブサイトからご確認ください。
香川県丸亀市広島町立石443(尾上邸)
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