志々島

香川県西部・三豊市の宮の下港から船で約20分。
周囲4キロほどの小さな島には、樹齢1200年を超えるといわれる大楠の巨木がそびえ、
島全体が静かで穏やかな空気に包まれています。
毎年春になると山の斜面が花々で彩られ、瀬戸内海と花畑の絶景が訪れる人を出迎えます。
島の人たちが大切にしてきた美しい自然のパワーを感じながら、ゆったりとした時の流れに身を委ねてみてください。

志々島の
島時間スポット

香川しまびより

FM香川「香川しまびより」 地元FMラジオ局が取材した、島に暮らす人々の豊かな島時間をご紹介します。

アドバイス

わたしたちが島暮らしを通じて学んだこと、一観光客だったあの頃に知っておきたかった島旅のコツをお伝えします。

飲み物・軽食等は出発前にご準備を!

飲み物や軽食と、絆創膏や常備薬などの「もしもグッズ」を持って行くべし。
街ではあちこちで見かけるコンビニやスーパーも、海を隔てた小さな島ではたいへん稀有な存在です。コンビニがあるのは小豆島と直島のみ。中には、商店や自動販売機のない島もあります。だからこそ、日常を離れたのどかな雰囲気で満ちているのです。また、混雑する瀬戸芸期間中は、飲食店が満席で「ランチにありつけない!」という場合もあります。飲み物や軽食を携行しておくと安心です。特に暑い夏場は、多めに水分を持って行きましょう。「靴擦れしちゃったから絆創膏を買いたいな」そんなときも、我が身を助けるのは我が備えです!

券売所に長蛇の列…港の注意点

香川県の島々を結ぶほとんどの航路が、予約制ではなく先着順です。港のチケット売り場に並んで紙のチケットを購入し、乗船の列に並ぶ必要があります。瀬戸内国際芸術祭の期間中などの混雑時期は長蛇の列になることも。船の定員を超えた場合は、乗りきれずに“積み残される”こともあります。繁忙期は各船会社が臨時便を運航することもありますが、「どうしてもこの時間の便に乗りたい!」などの事情がある場合は、1時間前には乗り場に着いておくのが安心です。もし時間が余っても、乗船の列に並びながらしまれびを見たり海を眺めたりして過ごせば、島旅の空気を満喫できるはず。

現金を持っていこう

船の券売所や島の飲食店では、現金しか使えないことがよくあります。また、券売機や自動販売機の紙幣投入口は、1000円札しか入らないこともあります。小銭や1000円札を多めに持っていきましょう。

虫対策&暑さ対策を

島の虫は手強いぞ! 特に夏場は、虫よけの準備をしておくと安心です。また、島は日陰が少ないので、水分はもちろん、日焼け止めや帽子もお忘れなく。基本的には歩きやすい靴がおすすめです。

アクセスについて

志々島へは三豊市・宮の下港から船で約20分。基本的には船内の券売機でチケットを購入します(片道ずつの販売)。小銭や千円札をご用意ください。便数が限られているため、事前に時刻表を確認して計画を立てましょう。同じく三豊市の「粟島」と航路がつながっていて、須田港から粟島を経由すると約45分。粟島や志々島で宿泊し、2日間かけてゆったりと2つの島を回るのもおすすめです。

島内散策は歩きやすい靴が必須!

島内移動は徒歩が基本です。「大楠」「天空の花畑」「楠の倉展望台」など主要スポットへの道は看板があり、島の方々の整備のおかげで迷わず行くことができます。山道のため、傾斜が急で滑りやすかったり、動物に荒らされていたりする可能性もあります。歩きやすい靴や服装でおでかけください。特に雨が降った後は滑りやすくなるため注意が必要です。

飲み物や軽食を持参して

島にコンビニや自動販売機はないため、飲み物や軽食を持っていきましょう。ごみは必ず持ち帰るなど島の暮らしに心を配り、静かな環境を大切にして過ごしましょう。

志々島のニュース

KSB瀬戸内海放送の過去のニュースや番組の中から、島時間を感じさせてくれる映像を選びました。

  • 予習ラジオ~島旅の前にお聴きください~

    瀬戸内の島に惚れ込んで、関東・関西から移り住んだ「まな&ひな」が、島旅のコツやお役立ち情報をお伝えします。都会の常識は、もしかしたら島では非常識かも?

  • 余韻ラジオ~島旅の帰りにお聴きください~

    分刻みでアート巡り! 観光スポット全制覇!でも…のんびりした島時間、感じそびれていませんか? 瀬戸内で豊かに暮らしを紡ぐ島の方たちにインタビューし、アートだけじゃない島の魅力を教えてもらいました。

  • 50年後へつなぐ紙芝居

    主人公は、未来へつなげたい“島の記憶”。島のために走り続けた人がいたこと、島を知り尽くした動物がいたこと。かつて確かにここにあった “島を愛する思い”を、紙芝居映像でお届けします。

  • 船の時刻表

    岡山・香川の島々の多くが、船で1時間以内でアクセス可能。気軽に島巡りを楽しめますが、航路の情報が集約されたサイトは少ないのでまとめてみました。乗り継ぎなどが難しい場合が多いので、時刻表とにらめっこしながら予定を組んでみましょう。

  • 島のハザードマップ

    温暖な気候で穏やかな瀬戸内エリア。でも、海に囲まれている離島だからこそ、有事の際の避難経路などの情報が必要です。不安な方は、自治体のハザードマップを確認しておでかけください。

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