志々島の
島時間スポット

島の記憶を蘇らせる
「天空の花畑」

あたたかな日差しの降り注ぐ春、船で島に近づくと、山頂付近に鮮やかな花畑の姿が見えてきます。港から路地を抜け、山道を登った先に広がる「天空の花畑」です。
志々島はかつて、花の栽培が盛んでした。約1000人の人口を抱え、島の斜面がパッチワークのように彩られる姿から「花の島」とも呼ばれていました。島で最後の花農家だった"孝子おばあちゃん"の「花でいっぱいだったあの頃の景色を蘇らせたい」という願いから、息子夫婦と協力して荒れた山を整え、丁寧に「天空の花畑」を作り上げてきました。春には芝桜やキンセンカ、初夏にはナデシコやアジサイなどたくさんの花々が斜面を彩り、花畑の向こうに広がる瀬戸内海との競演を楽しむことができます。今ではその絶景を一目見ようと、国内外から多くの観光客が訪れる場所になりました。志々島でしか出会えない、想いのこもった花畑。鮮やかに季節を告げる花々を見ながら、島の姿に想いを馳せてみてください。孝子さんご家族がボランティアで手掛けていますので、マナーを守って楽しみましょう。
香川県三豊市詫間町志々島(天空の花畑)
▶Googleマップで見る
LINEのお友だちになってほしいな