高見島

香川県の多度津港から船で約25分の高見島(たかみしま)。
島の大部分が山で、その斜面に築かれた石垣の上に家々が建てられています。
大人の身長をゆうに超える石垣もあり、曲がりくねった路地を散策すると、まるで映画の世界に迷い込んだかのよう。
歩いているだけで、急勾配の土地で工夫しながら暮らしを営んできたことが肌で感じられます。
昔ながらの漁港の雰囲気が漂うなか、静かな島時間を体感することができます。

高見島の
島時間スポット

香川しまびより

FM香川「香川しまびより」 地元FMラジオ局が取材した、島に暮らす人々の豊かな島時間をご紹介します。

アドバイス

わたしたちが島暮らしを通じて学んだこと、一観光客だったあの頃に知っておきたかった島旅のコツをお伝えします。

飲み物・軽食等は出発前にご準備を!

飲み物や軽食と、絆創膏や常備薬などの「もしもグッズ」を持って行くべし。
街ではあちこちで見かけるコンビニやスーパーも、海を隔てた小さな島ではたいへん稀有な存在です。コンビニがあるのは小豆島と直島のみ。中には、商店や自動販売機のない島もあります。だからこそ、日常を離れたのどかな雰囲気で満ちているのです。また、混雑する瀬戸芸期間中は、飲食店が満席で「ランチにありつけない!」という場合もあります。飲み物や軽食を携行しておくと安心です。特に暑い夏場は、多めに水分を持って行きましょう。「靴擦れしちゃったから絆創膏を買いたいな」そんなときも、我が身を助けるのは我が備えです!

券売所に長蛇の列…港の注意点

香川県の島々を結ぶほとんどの航路が、予約制ではなく先着順です。港のチケット売り場に並んで紙のチケットを購入し、乗船の列に並ぶ必要があります。瀬戸内国際芸術祭の期間中などの混雑時期は長蛇の列になることも。船の定員を超えた場合は、乗りきれずに“積み残される”こともあります。繁忙期は各船会社が臨時便を運航することもありますが、「どうしてもこの時間の便に乗りたい!」などの事情がある場合は、1時間前には乗り場に着いておくのが安心です。もし時間が余っても、乗船の列に並びながらしまれびを見たり海を眺めたりして過ごせば、島旅の空気を満喫できるはず。

現金を持っていこう

船の券売所や島の飲食店では、現金しか使えないことがよくあります。また、券売機や自動販売機の紙幣投入口は、1000円札しか入らないこともあります。小銭や1000円札を多めに持っていきましょう。

虫対策&暑さ対策を

島の虫は手強いぞ! 特に夏場は、虫よけの準備をしておくと安心です。また、島は日陰が少ないので、水分はもちろん、日焼け止めや帽子もお忘れなく。基本的には歩きやすい靴がおすすめです。

高見島までのアクセス

高見島へは多度津港から定期船で約25分。便数が少ないため、事前に時刻表を確認し、帰りの時間も必ず把握しておきましょう。瀬戸内国際芸術祭の期間中は、同じく秋会期の会場である本島・粟島を結ぶ航路が設けられます。

飲み物や軽食を持参&マナーを守ろう

島にコンビニや商店はないため、飲み物や軽食を持っていきましょう。ごみは必ず持ち帰るなど島の暮らしに心を配り、静かな環境を大切にして過ごしましょう。

歩きやすい靴で行こう

急こう配の坂道が特徴の高見島。移動は基本徒歩のため、歩きやすい靴を選びましょう。山の斜面に石垣を築いて家々や道が整備されています。側溝や石段など足場に注意して散策しましょう。

  • 予習ラジオ~島旅の前にお聴きください~

    瀬戸内の島に惚れ込んで、関東・関西から移り住んだ「まな&ひな」が、島旅のコツやお役立ち情報をお伝えします。都会の常識は、もしかしたら島では非常識かも?

  • 余韻ラジオ~島旅の帰りにお聴きください~

    分刻みでアート巡り! 観光スポット全制覇!でも…のんびりした島時間、感じそびれていませんか? 瀬戸内で豊かに暮らしを紡ぐ島の方たちにインタビューし、アートだけじゃない島の魅力を教えてもらいました。

  • 50年後へつなぐ紙芝居

    主人公は、未来へつなげたい“島の記憶”。島のために走り続けた人がいたこと、島を知り尽くした動物がいたこと。かつて確かにここにあった “島を愛する思い”を、紙芝居映像でお届けします。

  • 船の時刻表

    岡山・香川の島々の多くが、船で1時間以内でアクセス可能。気軽に島巡りを楽しめますが、航路の情報が集約されたサイトは少ないのでまとめてみました。乗り継ぎなどが難しい場合が多いので、時刻表とにらめっこしながら予定を組んでみましょう。

  • 島のハザードマップ

    温暖な気候で穏やかな瀬戸内エリア。でも、海に囲まれている離島だからこそ、有事の際の避難経路などの情報が必要です。不安な方は、自治体のハザードマップを確認しておでかけください。

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