“夕日のおっちゃん”が10年間直島の夕日だけを撮影する理由 余韻ラジオ

現代アートの聖地と称される直島。そこに、“夕日のおっちゃん”と親しまれる一人の島民がいます。直島生まれ・直島育ちの、立石肇さん。国内外の観光客やアーティストと交流を続ける“名物案内人”で、直島のアート活動を初期から見つめ続けてきました。 立石さんがライフワークとして続けてきたのが直島の夕日の撮影です。立石さんは、晴れている日はほぼ毎日夕方になるとカメラをもって出かけ、10年間にわたり夕日の写真を撮り続けています。その腕前は、島のアート施設「宮浦ギャラリー六区」で展示が組まれるほど。実は、立石さんが直島の夕日を追いかけ始めたのには、ある直島のアート活動がきっかけでした。立石さんに、おすすめの夕日スポットや写真にかける想いを聞きました。お話に登場したスポットは、しまれびマップの黄色いピンをご覧ください。

  • 顔写真

    島暮らしのアナウンサー

    まな

  • 顔写真

    直島在住

    立石 肇さん

アートの島、その根底にあるのは人と人のつながり。

毎日違う表情に魅了され、10年間撮り続けた直島の夕日。

立石さんがライフワークとして続けてきたのが直島の夕日の撮影です。晴れている日はほぼ毎日、夕方になるとカメラをもって出かけ、10年間にわたり夕日の写真を撮り続けてきました。
「夕日が沈む場所って毎日少しずつ移動するし、季節や天候によってもまったく違う表情になる。雲が出ているとまた景色が変わるしね。毎日違うから、撮っても撮っても飽きないんだよ」

島のギャラリーなどで展示されることもある立石さんの夕日の写真。撮り始めたきっかけは、直島スタンダードでした。
「直島スタンダードに参加していたプロの写真家に影響されて、よし自分もやってやろうと奮起したんだよね。直島のおすすめの夕日スポットは、地中美術館の前。とくに冬は空気が澄んでいてとてもきれいだよ。海の向こうに大槌島と瀬戸大橋が見えて、夕日とのコラボレーションが素晴らしいんだ。観光客にも、ぜひ島に泊まってこの夕日を見てもらいたいね」

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